アメリカどきどきドイツ

ドイツ留学やアメリカ生活、言語習得について思ったことをランダムに書いています。

アメリカ人の自虐ジョーク

 

簡単で面白かった冗談

 

ESLの授業でこんなシーンがありました。

先生: 3か国語を話す人を英語でなんて言う?

生徒: Multilingual

先生: 2か国語は?

生徒: Bilingual

先生: それでは1つの言語しか話さない人は?

生徒: .....

先生: アメリカ人!

 

ドイツ人はドイツなんだからドイツ語を話せと言います。アメリカ人はアメリカ国内だけではなく、日本にいる日本人に対しても英語を話すことを期待します。英語はインターナショナルな言語なのに通じないのにびっくりすると。そういう人に限って、英語以外の言語を話せない場合が多いです。なので、アメリカ人の自虐ジョークを聞くのは新鮮で痛快でした。

 

 

 

アメリカの接客は世界一

 

日本の接客とアメリカの接客どっちが好きですか?

 

日本のおもてなしという言葉をオリンピックに向けてよく聞きます。日本人の礼儀の良さ、もてなす心。おもてなしの心に対して大体の日本人がなんとなく納得する部分だと思います。

 

しかし、日本に住んでいたことのあるアメリカ人からカスタマーサービスはアメリカの方が良いと言われる時があります。そこで私が思う日本とアメリカの違いについて書きたいと思います。

 

①アメリカの場合

やはり1番の差で目立つのはフレンドリー差だと思います。だいたい元気かどうか聞かれるのでそこから、本当に忙しくて大変、そのTシャツのバンドいいよね!など気軽に会話が成立する場合が多いです。また1つ食事を注文する度にAwesomeやPerfectなどと言ったように相槌が入ることも多いです。店員に来て欲しいときは呼ぶのではなくて、気が付いてもらうまで待ちます。支払いの際コーヒー1杯頼んでだけでも、チップを払います。

 

 

②日本の場合

お客様は神様という感じまではいかないもの敬語が基本でプライベートの会話はあまり多くありません。呼び出しベルなどもあるように店員をベルや手を挙げて呼ぶことは普通です。またお冷がすぐに出てきて、無くなったら頼んでなくても注いでもらえるのも特徴です。

 

③比較・考察

アメリカの接客はフレンドリーで愛想が良いので、良い接客と言えます。しかし、日本とアメリカのどちらが心地よく思うかは受け手次第だと思います。個人的にはアメリカのコミュニケーションの多い接客に疲れるときがあります。そんなに構って欲しくないとき、静かに過ごしたいときもあるからです。この点で言えば、日本は必要最低限のコミュニケーションで済むので楽です。それと忘れていけないのはチップの文化の違いです。日本ではチップがないので無駄に愛想よくする必要性はなく、それなりでも接客は成立します。しかし、アメリカではサービスに対してチップ、お金で払うので店員は愛想良くした分、その分がお金で返ってきます。なのでいいサービスを受けてもチップのためであり、全てがフェイクに感じるときがたまにあります。チップ文化に馴染みがない分、チップ文化が無かった場合アメリカのサービスの質は同じなのか変わるのか疑問に思います。

  

 

 

アメリカでのYour Name/君の名は

 

アメリカで君の名はが公開されました

 

日本での公開が夏だったのでかなりの今更感がありますが、ついにアメリカでも公開となりました。英語タイトルはそのままYour Nameです。

 

君の名はを知らなかったアメリカ人と映画を観に行くという会話をしていました。

私: 映画観に行くんだ。

相手: 何見るの?

私: Your Name.

相手: My name is Mike.

 

これは笑いました。同時に英語じゃないと起きないハプニングなんじゃないかなと思いました。日本語であまり君の名は?と名前を聞くこともあまり無ければ、あなたの、彼のというような所有格を日本語で使うことは少ないからです。

 

  • 劇場でのリアクション

アメリカの映画館は基本的にうるさいので、観客のリアクションを感じ取れます。映画館で基本的にずっと笑いに包まれていました。身体が入れ替わり、瀧がみつはの胸を触るシーンはしつこい程に毎回爆笑が起こりました。瀧として初めてみつはが学校に行くシーンでは、一人称が分からず、わたし、わたくし、僕、俺?と聞き、瀧の一人称を探り出す場面があります。ここでも爆笑でした。英語で一人称は"I"の1つしかないので、日本語特有の面白さが伝わったのは少し驚きでした。みつはたちが糸守町の田舎さについて文句を言う場面で、カフェはないのになぜかスナックは2つあると言うシーンがあります。私の地元でもカフェよりスナックの方がいっぱいあります。スナックは日本のどこでも見かけるので、スナック2つという言葉があんなにもアメリカ人にウケたのは意外でした。

また最後の方、みつはがお父さんの所へ走っている途中転んでしまうシーンがあります。その時に手を開き、好きだというメッセージを見ます。これはI love you.と訳されていて、これを見た瞬間Ohh shit!(いい意味で)と叫び声が聞こえてきました(笑)

 

  

ドイツ留学の安さの理由

 

多く分けて3つの理由

 

①家賃

ドイツの家賃は基本的にとても安いです。私が住んでいたのは学生寮だったので10畳くらいはある部屋が€250で借りることが出来ました。しかし、学生寮じゃなくとも大体€500ほどです。€500も出せばシェアではないアパートは借りることが可能です。

 

②学費・電車・バスが無料

ドイツは国立の場合学費が無料です。逆に私立の方が珍しいので、大学=ほぼ無料というような感じです。しかし、大学の毎学期ごとに€250ほど払う必要があります。唯一の大学にかかる学費ですが、これによって学生証が定期代わりとなり、州内の電車・バスが無料になります。(ノルトライン=ヴェストファーレン州)

 

③食品の安さ

ドイツのスーパーはとても安いです。パンや牛乳など生活に必要な食品は通常の税率よりも低いため、食費が安く済みます。

 

 

 

1年間の留学費用は100万円以下

ドイツ1年間の留学費用

 

留学に行きたくてもお金がかかりすぎるというのは1番よくある問題だと思います。私とお金がかかりすぎる留学なんて行けないと諦めている部分がありました。

 

結論から言うとざっと100万円です。無謀な値段では無いんじゃないかなと思います。

①現地で実際にかかった月の内訳

  • 家賃(学生寮) €250
  • 光熱費 €25
  • 食費 €70
  • 携帯代 €10

=合計約€355/月

1ユーロがこのとき約130円だったので日本円に換算すると約46,000円です。食費はほぼ毎日自炊で節約をし、安いときは€50くらいでした。なのでもっと食べる人や自炊をしなかった場合はもう少し高くなると思います。

 

②行く前の準備でかかったお金

  • 海外保険1年分 約20万円
  • 航空券代 約15万円

=合計約35万円

 

現地で必要だったお金が月46,000円×10ヶ月=約46万円で準備費用が35万円だったので、46万円+35万円=81万円。

1年留学という場合、夏休みを含まないので実際は10ヶ月間という場合が多いですが、2ヶ月分足しても100万円以下に収まります。

 

 

 

ドイツ留学は格安

 

留学したい!

 

留学先に真っ先に思い浮かべるのはアメリカやカナダ、英語圏ではないでしょうか?私も留学したいと1番最初に思ったときは英語圏以外の国を考えもしませんでした。

 

留学の目的をはっきりさせることで留学の費用をずっと安くさせることが出来ます。英語を勉強したいのか、海外生活を体験したいのか、大学に進学したいのか。英語圏、その国にこだわる理由なんなのか。特に絶対に行きたい国はないけど、留学をしたいと思う場合、ドイツをおすすめします。

 

1. 安い

おすすめする1番の理由は圧倒的な安さです。私が実際に経験した留学の大体の金額を例にします。

  • オーストラリア2週間ホームステイ
  • プログラム料金約30万円
  • 航空券往復約15万円

現地でのお小遣いなども入れて大体50万円程しました。2週間で50万円。

  • ドイツ2ヶ月サマースクール
  • プログラム料金約10万円
  • 航空券約15万円
  • 2ヶ月の生活費約10万円

ドイツは2ヶ月で約35万円。ホームステイではないので月の食費込みです。ドイツは食品の値段が安いので常に自炊をしていれば、ずっと安く出来ることも可能です。長期留学でドイツにいたときは自炊をし1ヶ月で約7千円程度でした。

 

2. 英語はツール

ドイツ語を学びに来ている生徒たちはみな英語が出来るのが基本なことが多いです。ドイツ語が出来ないほど、コミュニケーションが取れる言語は英語しかなくなるので、自然と英語を話さないといけない環境になります。英語を学びに英語圏に行った場合、英語ビギナークラスに入れば周りもビギナーです。しかし、ドイツでは英語を学びに来てはないので、周りの外国人の英語レベルがすでに高い場合が多いです。

 

まとめ

ドイツは家賃、物価、留学プログラムも安く、海外に長く安く滞在することが可能。周りのクラスメイトの英語力が高いことが多く、英語も使う環境に身をおけることもドイツならでの魅力の1つです。とりあえず、1ヶ月間のような短期留学を考えている場合、安く行けるドイツがおすすめです。

 

アメリカ移民ビザ①

 

配偶者ビザかフィアンセビザか

アメリカ移民ビザ⓪で配偶者ビザというものはなく、カテゴリーは婚姻がもとの移民ビザであることを書きましたが、分かりやすいので便宜上、配偶者ビザと呼ぶことにします。

 

少しビザを調べていくと配偶者ビザなのかフィアンセビザにするのかは最初の課題だと思います。私も悩みましたが、配偶者ビザを選びました。一番の決め手は日本での申請が全て終われば、渡米後はグリーンカードとソーシャルセキュリティーナンバーが届くのを待つだけだからです。一方フィアンセビザは取得後の有効期間は6ヶ月であり、渡米してから90日間以内にアメリカで結婚しないといけません。ペーパーワークが終わりやっとアメリカに行けたと思っても、結婚、グリーンカード、日本への結婚の手続きとしばらく続きます。

 

フィアンセビザのデメリット

手続きがより大変ならフィアンセビザのメリットはないように思えますが、取得の早さが最大のメリットと言えるのではないでしょうか。フィアンセビザは申請から取得までが大体半年程度と言われています。配偶者ビザは1年程度なので約半分の期間で済みます。しかし、最終的な費用はフィアンセビザの方が約500ドルくらい高くなるので、手間と経済面を考えたときには配偶者ビザの方が少なく済みます。

 

しかし、ビザの申請の期間はケースよってとても変わります。現に1年はかかると言われる配偶者ビザを私は約2ヶ月半で取得しました。なので早いと思っていたフィアンセビザが1年かかる場合も容易に想像できます。私個人としては費用、用意する書類、渡米後を考えると配偶者ビザがおすすめです。

 

ビザの費用やプロセスは頻繁に変わります。最新の情報は大使館のホームページ等でチェックしてみて下さい。