アメリカどきどきドイツ

ドイツ留学やアメリカ生活、言語習得について思ったことをランダムに書いています。

I love you. I hate you.

 

知らなかった単語の文化

 

外国語って難しいと思うときは単語に隠された文化的な意味を知らないとき。これを知らないと相手とのミスコミュニケーションが生まれると思う。

 

I love youを大好きと訳すか愛してるよと訳すかは難しいと思う。単純に意味だけで言えば愛してるだけれど、日本の文化を考えると愛してるよとはあまり言わないから大好きだよの方がしっくりくるような。

逆に日本人からするとI love chocolateみたいにloveをカジュアルに使うイメージがある。だから、恋人にI like youは変な感じ。それこそI like a dogみたいな。恋人に対して使うイメージがあまりない気がする。しかし、付き合ったばっかりの関係性で日本語の大好きのようにI love youを言うのはちょっと危険かもしれない。Loveは本当に好きな時だけ。真剣な付き合いの。もちろん人によってはすぐ言う人もいるけど、多くの人にとっては重たい意味を持って言うまでに時間をかけるから、初めて恋人にI love youと言うのはすごく緊張するもの。

しかし、一度言ったらものすごく頻繁に使われるこの言葉。

 

反対の意味のhateもまた重たい意味を持つ言葉。日本の嫌いはdon't likeだと思う。日本語でもそんなにいい言葉ではないけど、あの人嫌いとか冗談でもう嫌い!と言い方によっては言えなくはないと思う。でも、英語でI hate youなんて言ったらかなり強い意味になる。Fワードをお互いに使うような仲でも冗談でhateは使えないと思う。Fuck youとI hate you。私にとってはどっちも悪い言葉だけど、違いが結構あった。人によってはhateは強い言葉だから人に対して使わない人もいる。

 

外国語だとどうしても細かい所まで分からない場合がある。だから、知らないうちに相手に失礼になってるときがある気がする。PleaseをつけないでYesだけ言ったりとか。

 

言語学習は本当にいつまでも終わらない。