アメリカどきどきドイツ

ドイツ留学やアメリカ生活、言語習得について思ったことをランダムに書いています。

マルチリンガルトリック

 

ヨーロッパ人は何国語も話す

 

ヨーロッパ人は日本人と比べて言語に堪能で、3言語くらい話すのが普通などとネットなどどこかで聞いたことのある話だと思います。しかし、実際これにはちょっとした理由があると思います。

 

ずばり言語が似てるからです。これもよく聞く話なのであまりへー!とはなりませんが、ドイツ語を勉強するまでどのくらい似てるのか体感したことがありませんでした。ドイツ語と英語なら英語と日本語よりもずっと似ています。基本的な語順は主語→動詞→目的語。助動詞が入っても疑問文になってもシンプルな文であれば語順は一緒です。単語も似てるのが多く、覚えるのはそんなに大変ではないかと思います。

 

私はドイツ語は大学に入って初めて始めて、1年間留学に行った程度。それでもオランダ語は何となく分かります。そのくらい似てます。なのでドイツ人は何にも勉強しなくともオランダ語はほぼ分かると分かるんじゃないかなと思います。またイタリア人はイタリア語を話し、スペイン人はスペイン語を話してもお互いに理解できます。なので逆にドイツでは中国語聞いて何となく分かるの?と聞かれたりしました。それくらい彼らにとっては他の言語が少し分かるという感覚は普通なんだなと思いました。

 

とはいえ中国語も漢字によっては日本人も分かるのもあります。韓国語は文字から推測するの無理ですが、勉強したことある人はみな韓国語は日本語に似てて簡単だと言います。しかし、アジアの言語よりヨーロッパの言語の方が全体的に音が似てるためマルチリンガルが多いんだと思います。