アメリカどきどきドイツ

ドイツ留学やアメリカ生活、言語習得について思ったことをランダムに書いています。

アメリカ人より英語が上手

 

アメリカにいる人より英語が上手だね!

 

日本でアメリカ人と英語で話してたときに、アメリカにいる人より英語が上手だねと言われたことが何度かありました。いやいや、お世辞にも程がある。何を言ってるんだこの人はと思っていました。しかし、アメリカに来てこの言葉に少し納得しました。私の英語力が飛び抜けてすごいとかネイティヴ並みとかそういう訳では全くありません。アメリカに住んでいるが英語をあまり話せない人の数が多いからです。メキシコ人ならメキシコ人コミュニティの中で少しの英語とスペイン語で大丈夫です。それに加え、難民もいます。難民の人たちは母国でも教育を受ける機会が少ないため、第二言語の英語を学ぶ機会がなかった人も多くいます。日本に住んでいると日本語が不自由な日本に住んでいる人にあまり会いません。アメリカは移民が多くダイバーシティと言われますが、本当に多いんだなと実感しました。

 

留学はすごいこと?

 

留学したんだ!すごいね!

 

これは留学したある人はよく言われる言葉だと思います。実際は留学は想像より大したことじゃないと思います。

 

①日常

確かに初めて行く土地、違う文化と言葉で大変なことはあります。しかし、慣れない状態はおそらく最初の3ヶ月間くらいだと思います。半年を過ぎたあたりから、買い物や手続きなどに完全に慣れ、その国で住んでることが日常になります。なので留学から帰ってきて、留学大変だったでしょ?と言われても日常生活を送ってただけなんだなあと思うことがありました。

 

②周りの人

留学がすごくないことと思うもう一つの理由として、留学していると周りも留学に来ている人なので、すごさはありません。知り合う日本人は大半が交換留学生で状況にあまり差はありません。また知り合う人は留学してるのが前提なのでそれよりもすごい人はたくさんいます。学部に入り直した人、マスターやPhDをやってる人、駐在員として来てる人など様々です。

 

③やるしかない

この言葉に尽きると思います。ピンチがあってもやるしか方法がありません。ちょっとしたことを対処していくうちに図太くなるのかなと。

 

 

しかし、私も留学したことある人はすごいとずっと思ってきまきた。1人で暮らしたこともなく、外国で1人なんて大変に違いないと。しかし、振り返ってみると心配した程ではなかったです。なんでもチャレンジする前はハードルが高いのと一緒かなと思います。

アメリカで銀行口座開設

 

ユニオンバンクの口座を開けました

 

銀行に行く前にネットで何が必要なのか調べましたが、日本でもアメリカの口座を持つ方法が多く、またユニオンバンクのサイトだと色んなオプションがあり何がベストなのか分からなかったので、とりあえず行くことにしました。

ドイツでも銀行口座を開けたことがあり、その時は予約が必要でした。なのでアメリカもそうかもしれないと思いましたが予約の必要も待ち時間も全くなく1時間程度で開設することが出来ました。

 

まず最初に少し驚いたのはドアのセキュリティです。ドア→2mほどの通路→ドアという構造です。私の前にたまたま人がいて、その人の後に続いて入ったのですが通路に1人以上人がいると最後のドアが開かない仕組みになっていました。なので私は一旦出て、前の人が入るのを待ちました。ドアには赤と緑のライトがあり、緑に変わったらドアは押して入ることができます。

 

思いの他に銀行は空いていてカウンターに行こうとしたら声をかけられ、そこで銀行口座を作りたいという趣旨を伝えました。そこで名前、電話番号、サインをした後、待合室で呼ばれるまで待ちます。呼ばれてから水を飲みたいかと聞かれました。ドイツでは水の他に炭酸水や紅茶などもありました。日本で口座を作る時にはあまりないサービスだと思います。そこからオンラインバンキング、デビッドカードも使える普通口座を開けました。開けるのには100ドルがデビッドカードのデポジットとして必要です。通常この口座に最低500ドル入っていないとお金がかかるそうですが、私が学生でもあるので学生割で最初の1年は無料になりました。また50ドル払えばSavings accountも作ることが可能でした。Direct depositと何が違うのかと言うと利子が違います。私はよく違いが分からず色々と質問しましたが優しく対応してもらえました。

 

まとめ

  • 選んだ理由

大した理由ではないんですがユニオンバンクにした理由が2つあります。1つは家から徒歩圏内で行けるところにあったからです。2つ目は東京三菱UFJ銀行と提携しているためです。必要な場合はアメリカのユニオンバンクで日本語のサービスが受けられるようです。日本の銀行と提携してるのは何だか安心感があるのでユニオンバンクにしました。銀行で分かったことなんですが、ATMで日本語を選ぶことも可能らしいです。

 

  • 必要だったもの

2つのID、ソーシャルセキュリティナンバー、100ドル、家の住所、電話番号、働いてる先の企業の名前と住所です。IDは私はグリーンカードとパスポートを持って行きました。

 

  • 聞かれたこと

職業(パートタイムでも大丈夫です)、家は持ち家か賃貸のアパートか、いつからアメリカに住んでいるか、その前はどこに住んでいたか、昔の住所、電話番号、母親の旧姓、もしもの場合自分の口座を引き継ぐ人、日本の銀行の有無。主にこれが全てだったと思います。

 

  • 日本と違うこと

雑談を交えるのがレストランでも銀行でも日本との1番の違いだと思います。家族や日本の話など雑談交えながらの、作業となりました。母親の旧姓を聞かれたのも少し驚きでしたが、ビザ取得の際にも書いた記憶があります。日本だと自分の母親の旧姓は必要な場面がほとんどないと思います。更新も兼ねて1年後くらいにはまた来てねと言われたのも違いを感じました。日本だと手続きに行くのは名前を変えたり口座を閉じる時くらいだと思います。また私のサインは漢字を少し崩した形なんですが、漢字がサインの場合2人の証人が必要でした。漢字だと何が書いてあるか分からないため、本人確認のためらしいです。

 

 

必要なものさえそろって入れば銀行口座を作るのは簡単で、特に心配はありません!

アメリカのスーパーの野菜

 

アメリカでもドイツでも日本のスーパーと並ぶ野菜の種類が違います。なので日本食を作りたいのになかなか手に入らない野菜もあります。

 

①大根

たまにはお味噌や豚汁の具としてよく入ってる大根。なかなか普通のスーパーで見かけることはないです。大根さえ買えれば大根おろしも作れて、グッと日本食らしさがでると思うんですが今のところ作れていません。

 

②もやし

野菜炒め物や中華っぽい料理にもやしがあるとシャキシャキしていて美味しいです。しかも、日本なら30円程度で買えたりします。アメリカでこないだ見つけたのですが、一袋約180円。日本で30円で買えるサイズが180円です。安さの代名詞的な野菜を180円で買う気にはなれませんでした。

 

③日本サイズのナス

ナスの大きさがとても大きいです。直径15cm程度です。日本ならナス使う時には1,2本を使い切りますが、アメリカだと大きいナスを必要な分だけ切り取って使う感じです。逆にズッキーニーはとても小さく日本のきゅうりよりもちょっと短いくらいです

 

④カボチャ

カボチャはハローウィンの時期になるとスーパーでいっぱい見かけますが、それ以外の時期だと全く見かけません。またアメリカ人の友達はパンプキンパイなら食べたことがあるけど、カボチャは食べるものって感じがしないと言っていて驚きました。アメリカ人がカボチャの煮物を食べてるとは思いませんが、野菜としてではなく飾りのイメージの方が強いアメリカ人は強いからです。

 

 

あくまで私の行ったことのあるスーパーの話なので品揃えが多いところでは、買うことも可能です。

外国人が思う日本語

 

外国人に聞こえてる日本語

 

英語やドイツ語を勉強していると音が強いなと思う時があります。英語だとB,T,Pあたりの発音やアクセントの位置が大事だからです。ドイツ語だとUやCHの発音は深い音になります。それに比べ日本語はアクセントが特になく柔らかいイメージが私にはありました。

 

①音

よく言われるのは強いイメージです。例えるなら北朝鮮のニュースキャスターの朝鮮語です。サムライやアニメの影響でそういうイメージが強いそうです。また物凄く早く話してるようにも聞こえるそうです。一度色んな国籍の人がいる中で日本語で話していたら、周りの外国人からそんなに怒らないで!と言われたことがありました。確かに内容は少しネガティヴでしたが、怒っていた訳ではなかったので少しびっくりでした。

 

②イントネーション

日本語にはあまり抑揚がありません。例えば、バナナは日本語でどこにも強弱がありません。英語だとバナナと真ん中のナにアクセントがあります。単語一つでも違い、文になると全体の音の流れが違います。しかし、日本語は単語も文全体もツーツーと抑揚がない音に聞こえるようです。

一度ドイツで日本語が話せる中国人と日本語で話してたら、彼女からなにその日本語!日本語じゃないみたい!と言われたことがありました。日本語に抑揚がありすぎたみたいです(笑)

英語のちょっとしたコツ

 

言い方を変える

 

私は別に英語がネイティヴのように話せたり、TOEFL120点という訳でもないのですが、体験として英語が書きやすくなったり、話しやすくなったりした瞬間があったのでそれについて書こうと思います。

 

英語を書くということをあまりしたことがなく、最初は苦労しました。その原因としては英訳しなさいと書かれている日本語の文をそのまま英文にしようと考え過ぎていたからです。それより伝えたい内容を自分の知っている文法で変換するのが一番大事だと思います。この変換作業が慣れないうちは英語を書くのが大変でした。

この変換作業は話すことにも繋がっていると思います。例えばIt is difficult.と言いたくて、difficultという単語が出てこなかった場合、It is not easy.でも伝えたい内容はほぼ一緒です。話すときに伝えたい内容の日本語をどうやって英語でも伝えるかというより、自分のいまある単語力と文法力でどうやって大体の内容を伝えられるかです。あとは知らない単語を聞き出すしたり、説明することも出来ればもっと会話が出来るようになると思います。difficultの反対って何?とかこれは英語でなんと言う?などです。

 

この変換作業のコツさえつかめばグッと英語や他の言語を話したり書いたりする自由度が上がると思います。

マルチリンガルトリック

 

ヨーロッパ人は何国語も話す

 

ヨーロッパ人は日本人と比べて言語に堪能で、3言語くらい話すのが普通などとネットなどどこかで聞いたことのある話だと思います。しかし、実際これにはちょっとした理由があると思います。

 

ずばり言語が似てるからです。これもよく聞く話なのであまりへー!とはなりませんが、ドイツ語を勉強するまでどのくらい似てるのか体感したことがありませんでした。ドイツ語と英語なら英語と日本語よりもずっと似ています。基本的な語順は主語→動詞→目的語。助動詞が入っても疑問文になってもシンプルな文であれば語順は一緒です。単語も似てるのが多く、覚えるのはそんなに大変ではないかと思います。

 

私はドイツ語は大学に入って初めて始めて、1年間留学に行った程度。それでもオランダ語は何となく分かります。そのくらい似てます。なのでドイツ人は何にも勉強しなくともオランダ語はほぼ分かると分かるんじゃないかなと思います。またイタリア人はイタリア語を話し、スペイン人はスペイン語を話してもお互いに理解できます。なので逆にドイツでは中国語聞いて何となく分かるの?と聞かれたりしました。それくらい彼らにとっては他の言語が少し分かるという感覚は普通なんだなと思いました。

 

とはいえ中国語も漢字によっては日本人も分かるのもあります。韓国語は文字から推測するの無理ですが、勉強したことある人はみな韓国語は日本語に似てて簡単だと言います。しかし、アジアの言語よりヨーロッパの言語の方が全体的に音が似てるためマルチリンガルが多いんだと思います。